「日本語〜緑の黒髪〜」
現代では使われることの少なくなり、理解に乏しい日本語があります。
「あなたの髪は緑の黒髪ですね。」と言われても
「緑なの?黒なの?」ってちょっと不思議な上に、誉められてるのか、けなされてるのか。???
緑の黒髪(みどり の くろかみ)というのは、「つやつやとした美しい黒髪」ということで、最上級の誉め言葉。
日本古来、色の名前を呼ぶのに存在する言葉というのは4種類しかありませんでした。
「あか」「あお」「しろ」「くろ」です。
明るい=あか、暗い=くろ、ぼんやり淡き=あお、はっきりとした=しろ。
「みどり」は色名ではなかったようです。「むらさき」も色名のようですがムラサキ科の植物の名前です。
もともと緑は色のなまえではありませんでしたから、この表現はべつに変ではないのです。
「芽出る」が語源らしく「みどり」というのはおそらく、ピチピチの状態。自然界なら木々や草が青々と茂る様子を言ったのだろうと想像できます。
みどりは生物の活き活きとした生命感。生まれたばかりの若々しい様子。それらを形容する言葉だったのです。
「みどりご」という言葉を聞いたことはありますか?赤ちゃんのことです。
みどりごは漢字では嬰児とあてますが、この「みどり」もやはり生命感、生まれたばかりの若々しさからきています。
君が さやけき 目の色も
君 くれないの唇も
君が 緑の黒髪も
また いつか見ん この別れ
島崎藤村の惜別(せきべつ)の歌です。
これで「緑の黒髪」のナゾ、解けましたでしょうか。
最近、茶髪に変わり、黒髪がブームとなりつつあるようです。
アジアン・ビューティのブーム到来でしょうか?
何かで飾り立てるよりも、個々の持って生まれた美しさを生かすということも必要です。
さあ、改めて自分の素晴らしさを見つめ直してみませんか?
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「どうして日本は窮屈な正座をする?」
さて、イスに座り、ベッドに眠る現代の私達にとって「正座」は日常的な座法ではなくなりつつあります。たまに正座をすると、本当に辛い! それは、海外の方も、現代日本人も同じはず。
昔の日本人は正座が痛くはなかったのでしょうか?
実は正座は、畳みと茶道の普及と共に広がったもので日本人が正座という座法をはじめてまだ300年ちょっと。
武家文化の発展の中で生み出されていったものです。
パッと一足で立ち上がれるあぐらや立膝は、攻撃態勢に入りやすく、つまり、戦闘状態。
ところが正座は、立ち上がるために、必ず二動作必要です。
しかも、すぐには歩き出し辛い。
つまり、相手への「恭順」(あなたに従います。攻撃の意思はありません。)
を現した「平和の象徴的な座法」とされ、発展してきたのです。
相手への平和の意思を表す「正座」。
自分よりも他を思いやる日本人のオリジナリティ。
あらためて仲良くしたい人の前で正座してみませんか?
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「五節句」
五節句とは、江戸時代に幕府が定めた公的行事・祝日のことです。
・【人日(じんじつ)】<1月7日>
・【上巳(じょうし/じょうみ)】<3月3日>
・【端午(たんご)】<5月5日>
・【七夕(しちせき/たなばた)】<7月7日>
・【重陽(ちょうよう)】<9月9日>
・【人日(じんじつ)】<1月7日>
「人日」とは五節句の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいいます。
この日は、七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。
・【上巳(じょうし/じょうみ)】<3月3日>
「上巳」は桃が咲く時期と重なることから「桃の節句」とも言われ、桃などの自然の生命力をもらうなどして厄災を祓います。また最近では、女の子の誕生と成長を祝う「雛祭り」として一般に浸透しています。
・【端午(たんご)】<5月5日>
「端午の節句」は「菖蒲〔しょうぶ〕の節句」とも言われます。強い香気で厄を祓う菖蒲やよもぎを軒(のき)につるし、また菖蒲湯に入ることで無病息災を願いました。 また、「菖蒲」を「尚武〔しょうぶ〕」という言葉にかけて、勇ましい飾りをして男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」でもあります。
・【七夕(しちせき/たなばた)】<7月7日>
七夕〔たなばた〕とは「7月7日の夕方」を意味しています。
七夕行事は、中国に古くから伝わる牽牛・織女星の伝説から発達した「乞巧奠〔きこうでん〕」の行事に、
日本古来の「棚機津女〔たなばたなつめ〕」の信仰が混ざり合って形成されたものでした。
・【重陽(ちょうよう)】<9月9日>
「重陽」とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。
日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。
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料亭は男性だけが楽しむ場所?!
とんでもありません。今は女性が友人とランチで料亭を楽しんだり、
海外からのお客様とのビジネスミィーテイングや、文化交流を深める為など、どんどん活用の場が広がっています。
もちろん男性も粋に料亭を楽しめるワンランク上目指して、
もてなし上手、もてなされ上手になる為の「料亭作法」。是非御活用ください。
「懐紙を扱う」
食事を召し上がる時に、
懐紙を御用意される方には、やはり「おっ♪」と思います。
実は、懐紙。お茶席のみで扱うものではありません。
お料理を召し上がる際、上手に食べられなかった魚の骨の上や,食べきれなかった料理の上にそっと載せておけばお店の方への「お下げください」の合図になります。
また、一緒に食事をしている人へ「ご不快なものを見せないようにしています」との意思表示もでき、心遣いをお店と同席者両方に伝えることが出来るのです。
お煎餅のような細かな屑が出るものを召し上がる際は、懐紙にはさんで割れば、屑をパラパラとこぼす心配がありません。
その上、急なお現金の支払いに「はだかでお渡しするのはちょっと…」というとき、さっと、懐紙で包んでお渡しすれば、あなたの印象もググッとUP!!
懐紙は食事を一緒にする方やお店の方へも、心遣いを表わすことのできる小道具ですので、是非つかって頂きたいアイテムのひとつ。
お店で対応してくださる方々も心をもった人ですから、ご自身の心得ひとつでお店の対応もやはり変わって参ります。
よりよいサービスを引き出す秘訣もここにあり♪
最近は、可愛い柄のはいった懐紙も沢山販売されています。
是非、御活用ください。
続きは
日本の伝統の由来を探る!「お作法ナビ!」で
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